用語解説
-惑星国家アラント-
女王「キモーイ・クッティービル」が収める星。
「アラント」は星の名前でありつつ、それを統治する国自体の名前でもある。
防衛組織の名前は「アラント星衛隊」。
緑豊かで自然と文明がうまく調和された国。
大きさは地球よりやや小さいがアラント領の惑星がいくつかある。
-キモーイ・クッティービル-
アラントの女王であり本作のヒロイン「ルーモ・クッティービル」の母親である。
マーニント系人類ではあるがクッティービル家に代々伝わる厚い唇が特徴的。
現在は病で寝たきりなので娘のルーモが表舞台に立っている。
-コムプテル-
ハバトーユ星系において使用されている、超エネルギー「プテル源(ぷてるげん)」によって動く半生命機械。
骨格や装甲などは無機物で、わずかな脳神経とプテル源発動器がコムプテルの本体。
プテル源出力によって超級から4級までに区分される。
-マーニント系人類-
地球人によく似た種族。
身体能力がタホカより劣っているらしく
環境によっては邪険に扱われる。
タホカほど個体ごとの個性がないため他人に間違われることが多い。
-タホカ系人類-
ハバトーユ星系においてもっとも多い人類。
身体は大体マーニントと同様だが頭が人によって形が違い個性的。
-惑星国家パソニータ-
かつての戦争でアラントに敗北に近い形で休戦協定を結ばされた国。
ピネポ・タルパーンが王。
終戦を迎えてからも軍事力を強化し続けている。
住んでいる種族はタホカでもマーニントでもないパソニータ人。
-秘密結社マプイユ-
ハバトーユ星系の均衡を保つ謎の組織。
ハバトーユ星系のほとんどの国家がマプイユによる安全保障を
得る条件で資金援助をしている。
前大戦での功績が大きいが外宇宙からの侵略や星系内での紛争にも介入し
事態を収めてきているので資金援助は増えている一方常に人員不足である。
-コムプテル専門学校-
コムプテルの操縦や仕組みについて学ぶ学校。
主人公のアルジビートが通っていたのは「乗り手科」。
-操作血液-
コムプテルに対して指示を出すのに必要なもの。
対象のコムプテルの細胞を含んだ人工血液で
その細胞と乗り手の細胞がうまく結合しなければ操作することはできない。
合わない操作血液を投与しても人体に影響はなくその内
汗や尿、うんことして体外に排出される。
-3級コムプテル-
搭乗型では一番低いプテル源出力のカテゴリ。
主に工事現場や農作業で使われる。
3級用操作血液は投与さえすれば大体の人が動かせる。
-2級コムプテル-
大型で戦闘に使われることが多い。
制御こそ難しいが訓練さえすれば誰でも操作可能。
-1級コムプテル-
コムプテル素体の成長を進めたカテゴリ。
そのプテル源出力は2級とは比べものにならない。
成長によって自我が強くなっているため専属の乗り手が選ばれるようになる。
-切札機構-
1級コムプテルに搭載されているシステム。
全身のプテル源を利用しそのコムプテルが一番力を出せる技を発動させる。
一時的にではあるが解放量が超級並になるので乗り手の独断での発動は禁じられている。
-つるはし-
硬い土や地面を砕くために使われる道具。